近代、本位金貨

近代の金貨は明治時代になってからようやく、金本位制度が確立します。これによって金貨の行く末が大きく変わりました。金本位制度(金を通貨価値の基準とする制度)となって、金貨を日本銀行が発行する日本銀行券、紙幣と金貨を交換でき(兌換紙幣・・正貨たる金貨や銀貨と兌換が保証されていない法定紙幣のこと)、その価値を保証するものでした。

近代になって初めてとされる金貨は1871年発行の20円、10円、5円、2円、1円金貨でした。貨幣法ができたことで1897年、新金貨となり、20円、10円、5円金貨のみとなりました。この新金貨については昭和初期まで製造発行されていたものです。

特に、こうした金貨を収集されている人にとってレアとなるのが、昭和7年発行の20円金貨です。この昭和7年の20円金貨は1月のみ、そのうち、たった20日間だけ鋳造されたもので、市場に流通しませんでした。幻の金貨と呼ばれていて非常に希少価値の高いものです。これはかなり値がはる効果となっているでしょう。

年によってつくった枚数が少ないとか、通常ありえない形をしている硬貨はコインマニアに人気があります。オークションなどでもまれにこうしたレアものが登場する事があり、高値が付くことが多いです。